熱帯魚のトリートメント【方法・やり方】

初めたい方向け


こんにちは、からしです!

今回は熱帯魚を新たに購入した際に、必要になることのある【トリートメント】についてのお話しをさせていただきたいと思います。

トリートメントとは
トリートメントとは、新たに購入した生体を「本水槽※①」に入れる前に違う水槽を用意して一定期間飼育することです。
※①購入した生体を入れる予定の水槽
【なぜ必要なのか?】
・新たに購入した生体に病気や寄生虫が付いていると他の生体にも感染してしまう可能性がありますので、これを避ける為にも一時的に隔離して処置することによって未然に防ぐことが出来ます。
・病気以外にも輸送によるストレスを抱えている場合がありますので、一度隔離してストレスを回復させてあげることも出来ます。
・また人口餌に慣れていない個体の場合は、この期間を使って人口餌に慣れさせてから本水槽に入れてあげると「拒食」「餓死」の心配が緩和されます。
必要なもの
⇩虫かごを使っています⇩
【水槽または容器】
・定期的に生体導入をする方は、トリートメント水槽として1つ用意している方もいらっしゃると思いますが、そうでない方は水の入れられる容器であれば空いている「小型水槽」でも「虫かご」でも問題はありませんので大丈夫です!
【用意するもの】
・入れ物は何でも良いのですが、一定期間飼育する為に最低限の設備は必要になりますが、それは「水槽用ヒーター」「フィルター」もしくは「エアレーション」になります。
トリートメントの方法
【ステップ①】
「トリートメント水槽」にて一定期間飼育します。この期間を使って「人口餌」に慣れていない個体は慣れさせてしまいましょう。
この時点で何の問題も無ければ、しっかりと「水温と水合わせ」をして本水槽に導入してあげましょう。問題発生時は【ステップ②】へ⇩
【ステップ②】
・この時点で何かしらの異変や病気が発生した場合(問題発生)には、「薬浴」または「塩浴」を行いトリートメント水槽内で完結させましょう!
※本水槽へ病気を持ち込んではいけません
【ステップ③】
・問題がないと判断したら本水槽に導入しましょう!
まとめ
一般的に「熱帯魚のトリートメント」というと薬浴などを想像しがちですが、病気でない生体を薬浴するという事は無駄に体力を消耗させ、ストレス以外の何物でもありません!私はあまり薬を使いたくないので熱帯魚を購入しても、トリートメントとして薬を使うことは殆どありません。
最後に
熱帯魚を購入したからといって絶対に「トリートメント」が必要という訳ではありません。基本的に熱帯魚を販売しているようなペットショップでは、入荷した際に「調整中」としてトリートメント作業をしているからです!しかし、回転の良い商品である「金魚」や「メダカ」に関しては病気(エラ病)に感染している可能性が高いので注意しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。

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