熱帯魚を飼う!【設置場所&方法】

初めたい方向け


こんにちは、からしです!

今回は【熱帯魚を飼おう!】第2弾ということで水槽の「設置場所と方法」になります!

アクアリウム(熱帯魚の飼育)を始めるには設置場所を準備して、正しい設置方法で設置する必要がありますので「事故」「破損」といったことが起きないようにしっかりと準備をしましょう!

設置場所?方法?
設置場所?「どこでも大丈夫‼」
いいえ!「適当に置いてはいけません!」
設置方法?「テレビ台でOK‼」
いいえ!「専用の台を使いましょう!」
⇧⇧⇧
上の会話で全て否定されてしまっていますが、これは「水槽の重量」と「水」が関係しています!それでは簡単に解説させていただきます。
設置場所
何故「適当に置いてはいけない?」
「水槽を設置」した場所には大きな加重が掛かります!
・装着したフィルター
・LEDライト
・水槽本体
・飼育水
・低床(砂、石)
・レイアウト品(流木、シェルター)
・水槽台
このように沢山の物が合わさって床の一か所に負担が掛かりますので設置場所はどこでも良いという訳にはいきません。
では何処に設置すれば安全なのか?
A. 理想は水平に壁際に置く!です
【何故水平なのか?】
・水槽には沢山の水が入っているので、設置場所が傾いていると傾いている方に「水の圧力」が集中してしまい水槽の寿命が縮まったり最悪の場合は破損する恐れがあります。

なので水槽を設置する際には、出来る限り平らな場所に設置して加重が均等に掛かるように設置しましょう!

【何故壁際なのか?】
・まず第一に水槽は重いです!そして「大型家具や大型家電」は家のどこに設置してありますか?
「壁際」ではないでしょうか?

一般的に床の耐荷重は「1㎡あたり180㎏まで」と定められていますが、そんな床の中でもさらに強靭な場所が壁に支えられた壁際になります!

なので大型家電や大型家具といった重量物は必然的に壁際設置になっていますので、「水槽設置」においても同じことが言えます。

からし
からし

でも違う場所に置きたい。

そうとは分かっていても諸事情からリビングの真ん中や壁際ではない場所に設置したい場合は「水槽のサイズを制限」して下さい!
60㎝以下の水槽単体であれば重くなっても100㎏前後になりますので床が抜けてしまうようなことにはならないと思いますが

※床の状態や築年数によっては破損の恐れがありますので、専門業者の方に一度相談してから設置しましょう。

 

床以外に「出窓」や「下駄箱の上」といったような場所に設置する際にも専門業者の方に置いても問題ないか、また何キロまでなら乗せても問題ないかどうか確認してから設置することをオススメいたします。
壁際設置の注意点‼
壁際に設置して下さいといいましたが、ここで「注意点」があります!

壁際に設置する際に「こぶし1つ分」で構いませんので隙間を空けるようにして下さい。これはピッタリくっつけてしまうと、水槽からの湿気や掃除の際に飛んだ水滴によって壁紙が「カビ」てしまうからです。

なので水滴が飛んでもタオル等で拭けるように隙間を空けておくのですが、その他にも隙間を空けておくことによって外部フィルターのホースを後ろに通したり電源コードを通したり出来るので必ず空けておきましょう!

そして壁際には殆どの確立で「コンセント差込口」がありますので、この部分に水槽からの水が掛からなように細心の注意を払いましょう!
漏電によって大切な熱帯魚を落としてしまうかもしれませんし、最悪の場合「火事」になってしまう可能性もありますので十分に注意して下さい!
水槽の設置方法

ここまでは「水槽の設置場所」についてお話しして来ましたが、次は「水槽の設置方法」についてお話ししていきたいと思います。

水槽設置する際には「専用の水槽台」を使うのですが水槽台にも種類があり、大きく分けて2タイプあり上に水槽を置いて下が扉付きの収納スペースになっているタイプと上下2段に水槽を設置するタイプになります。

【上下2段設置タイプ】
上下2段タイプの場合は限られたスペースに複数水槽を設置したい方や色々な種類の熱帯魚を飼育したい方に向いていると思います。
水槽を上下に2段置くという事は水槽の重量が2倍になりますので、設置場所に限らず必要に応じて床の補強をしましょう!
【上段設置+下段収納タイプ】

このタイプは水槽の下が収納スペースになっているので「外部フィルター」「エアーポンプ」といったような水槽関係の備品をしまうことが出来るのでインテリア性が高く、リビングや人目の付く場所の設置に向いていると思います。

その他にも「オーバーフロー水槽」と言われる大型のろ過槽を設置したタイプにも良く使われていますが、上下2段タイプを利用しているパターンもあります。

その他にも少し特殊にはなりますが、お店の様に沢山の水槽が並んだ「マンションタイプ」もありますが、こちらはブリーダーの方や繁殖に挑戦したい方向けになってきます。
並べる水槽のサイズにもよりますが重量がかなり重くなりますので、このタイプの場合は床の補強を前提に検討した方が良いと思います!
水槽台ではない台
専用の台は意外と値段が高いです。

しかし、だからといって適当に買ってきた台に設置するのは止めましょう!水槽台の場合は「□㎝水槽用」となっていれば、そのサイズの重量には耐えられる設計になっていますが「テレビ台」「アルミラック」は水槽を設置するようには作られていませんので「転倒」「破損」の恐れがあります。

「仕事から帰ってきたら水槽が!?」
なんてことにならないように専用の台を使いましょう!販売されている物では欲しい物がないという方は「オーダー水槽台」を作製してくれる所がありますので相談してみて下さい!
1段あたりの耐荷重を満たしているから大丈夫!という場合もあるかもしれませんが、水槽の中身は「水」なので錆びて劣化してしまう可能性もありますので「専用の台」以外に設置する場合は自己責任で設置しましょう。
まとめ
水槽は一度水を入れて設置してしまうと簡単には移動させることが出来ませんので、設置場所は良く考えてから決めましょう!

私も何度か配置換えをしていますが「60㎝規格水槽」でもかなりの重労働でしたw

 

最後に

先に飼育したい熱帯魚から決めるのも楽しくて良いのですが、個人的には「設置場所の確保」「設置できる水槽の最大サイズ」を見極めてから飼育できる熱帯魚を選んだ方が良いのかな?と思います!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次の投稿もよろしくお願いいたします。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました