こんにちは、からしです!
今回はアクアリウムにおいて水草の必要性について、メリットとデメリットを含めてお話しをさせていただきたいと思います。
水草とは

水草とは、二次的に水中で生活するようになった植物の総称です。つまり陸上ではなく水中でも生息することが出来る植物ということです!
主に庭園の池であったり熱帯魚飼育では隠れ家やレイアウトの一環として使われることが多いですが、餌として取り入れられる場合もあります。
水草を入れるメリット

【酸素を供給してくれる】
・陸上で生息している植物と同じように、水中で生息している「水草」も光合成をおこない二酸化炭素を吸収して「酸素」を発生させることが出来るので、これを利用して「水草メインの水槽」では余計にエアレーションをしなくても水草から酸素を供給出来るので「CO2の添加」のみで飼育している場合もあります。

【水質改善効果】
・陸上の植物が地面(土)から栄養を吸って成長していく様に、「水草」も水中内または低床から栄養を吸収しますが、この時の栄養分は食べ残しなどによって水槽内に発生した「余分な栄養」になります。その他にも熱帯魚のフンが「肥料」のように栄養分として吸収されますので、食べ残しやフンによる水質の悪化を防ぐことが出来ます。
余談ではありますが、水槽内に発生するコケの発生にも「余分な栄養」が大きく関係していますので「余分な栄養」を吸収してもらうことによって、コケの発生を抑えることも可能になります。

【隠れ家になる】
・「水草」を入れることによって稚魚や臆病な個体の隠れ家にもなりますので、飼育している熱帯魚のストレスを軽減させてあげることが出来ます。強い水流の苦手な熱帯魚に対しても「水草」の陰に隠れて休むことが出来るので有効だと思います。
水草を入れるデメリット
【枯れてしまう】
・「水草」も生き物なので管理次第では枯れてしまいますし、それを放置してしまうと今度は水質が悪化してしまいますので、「水草」を入れる場合にはそれなりの管理が必要になります。
【コケの発生】
・先ほどメリットの部分でコケの発生を抑えられるというお話をしたのですが、「水草」の為にと過度な照明の点灯を行ってしまうと照明の光によって逆に大量発生してしまう可能性があります。
【レイアウトの維持】
・「水草」が成長していくに連れてレイアウトがドンドン変わっていってしまうので、トリミングをしたり場合によっては植え替えたりとメンテナンスが増えてしまいます。
まとめ
ここまでメリットとデメリットについてお話ししてきましたが、「水草」については良い点と悪い点が両立していると言いますか拮抗しているような感じにはなってしまっていますが、上手く付き合って行くことが出来れば水槽に入れるメリットは十分にあると思います!
水質の改善以外のレイアウトにおいても「水草」を1つ入れるだけで、一気に見栄えが変わると思いますし色々なレイアウトを試すのはとても楽しいので是非入れてみて欲しいです。
最後に
私は結構な「めんどくさがり」なのでw「水草」を入れるに当たって、なるべく手の掛からない物を選びました!今度は私の様な「めんどくさがり」でも入れることの出来るあまり手の掛からない「水草」や「水草の種類」についてのお話しをさせていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。
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