ブラックウォーターって何?【弱酸性の茶色い水】

水質関連


こんにちは、からしです!

今回は、ブラックウォーターについてのお話しをさせていただきたいと思います。

ブラックウォーターとは?
アマゾン川のような水質を再現した「茶色い水」のことで、弱酸性で軟水になります。
何故アマゾン川は茶色い?
現生している木々から落ちた枯れ葉が、溜まってタンニンやフミン酸が分泌されることによって、川の水が「ブラックウォーター=茶色い水」になります。
ブラックウォーターのメリット
水質の変化
・ブラックウォーターにすることによって、水質を「弱酸性」「軟水」にかえることで飼育する熱帯魚の環境に近づけることで、ストレスを軽減したり成長を促進させることが出来ます。
殺菌作用
・ブラックウォーターに含まれる「フミン酸」「フルボ酸」には、殺菌作用があるので水槽内での菌の発生を抑えたり、飼育している熱帯魚が病気に掛かり難くなります。
ブラックウォーターのデメリット
弱アルカリ性の個体には合わない
・水質が「弱酸性」に傾いてしまうので、「弱アルカリ性」を好む個体には水質が合わずに体調を崩してしまう可能性があります。
エビや貝には向かない
・エビや貝には自らの殻を形成するためにカルシウムが必要になりますが、水の硬度が低下することによってそれらが不足してしまう可能性があります。
水草が育ちにくい
・水に色が付いてしまうので、照明の光が届きにくくなってしまい水草の成長に影響を与えてしまう可能性があります。
活性炭が使えない
・活性炭やゼオライトのような吸着させて使うようなろ材を入れてしまうとブラックウォーターの成分が吸われてしまうので使用できません。
ブラックウォーターにする方法
水槽における弱酸性とは?
こんにちは、からしです! 今回は、熱帯魚の飼育をしていたり購入する際に良く耳にする弱酸性についてのお話しをさせていただきたいと思います。 弱酸性とは? みなさんが弱酸性と言われて思い浮かべるものはなんでしょうか? 私が真っ先...

⇧ブラックウォーターにする方法に関しましては、こちらの「弱酸性」に関する記事で解説していますので参考にしてみてください!

まとめ
ブラックウォーターにするメリットとデメリットを見ると、何だかデメリットの方が多いような気がしてためらってしまいますが、正直メリットはとても大きいです。
私は、ザックリとしか書いていませんが考えてみると、ブラックウォーターとの相性さえ良ければ病気にもかからず、ストレスも無く元気に美しく育ってくれることになりますので、それはアクアリウムをやるうえで最大のメリットであると私は考えます!
最後に
正直プレコ混泳水槽で、ブラックウォーターに挑戦してみたいのですが「バルーンモーリー」「ヤマトヌマエビ」が気がかりで実行には移せていません。
水槽を別でもう一つ用意しても、設置できる場所がないのでそれもできないのでpHが下がり過ぎない程度に調整しながら「薄いブラックウォーター」ならいけるかな?とも考えていますので実行した際には、熱帯魚の様子も含めて報告させていただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。

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