こんにちは、からしです!
今回は「水槽の奥行」についてのお話しをさせていただきたいと思います。
奥行とは
幅60×奥行30×高さ36
⇧の寸法の「奥行30」の部分になります!
この寸法はいわゆる60㎝規格水槽と言われるサイズで、私が現在ポリプテルス混泳水槽として使用している水槽サイズになります。水量もそこそこあって高さもあるので背の高い水草も植えられるので、いわゆる一番使い勝手の良いサイズになっていると思います。
こちらはロータイプの水槽で、幅と奥行きはそのままに高さが低くなった水槽で、私がプレコ混泳水槽として使用している水槽サイズになります。高さが低い分水量は減ってしまいますが、水槽のサイズアップはしたいけど重量を少しでも軽くしたいといった方や生体を上から観察したい方向けの水槽サイズになります。
こちらはスリムタイプの水槽で、幅はそのままで奥行と高さが低くなった水槽になります。私は実際に使用したことは無いので詳しい事は言えませんが、設置場所に制限のある方や小型の熱帯魚を複数飼育し動きのあるレイアウトにしたい方向けの水槽だと思います。
奥行は生体サイズに合わせる
奥行を生体のサイズに合わせるというのは、仮に「60㎝規格水槽」に「40㎝の熱帯魚」を入れるとどうなるでしょうか?幅に関しては20㎝の余裕があるので身動きはとれますが、奥行について考えた場合は「30㎝」しかないので足りない10㎝分は、身体を曲げなければなりません。
人間に例えるなら「身長160㎝の人」が「150㎝の部屋」で生活するような感じになります。この場合立っていたり座っている分には身体は壁に接触しませんが、寝ようとすると足や腰を曲げないといけないので窮屈になります!
なのでこのシチュエーションで奥行をあわせるなら、奥行が45㎝ある「60㎝ワイド水槽」か「90㎝規格水槽」を選択すれば問題ありません。
上記の例えは、あくまでも大げさな例えになりますが生活スペース等に余裕のある方は余裕のある水槽サイズを選んでいただければ尚良いと思います。
奥行が合わないとどうなる?

【背曲がり】
・鱗が大きく体を曲げるのが苦手なアロワナに見られることが多い症状になりますが、この背曲がりは奥行や水槽サイズが合っていない状況化で成長し続ける身体に対して水槽が狭いと発生しやすいようです。しかし背曲がりはアロワナに限った話ではなくその他の熱帯魚にも発生する可能性がありますので注意しましょう。
※厳密には水槽サイズ以外にも「背曲がり」になってしまう原因はあるのですが今回は水槽サイズとしてお話しさせていただきます。
【身体を擦ってしまう】
・身体を擦るというとあまり重要には感じないかもしれませんが、これが動くたび毎回となると鱗が剥がれてキズが出来てしまったり弱い眼球部分になると「失明」してしまう可能性もあります。
【生態へのストレス】
・水槽が狭いと思うように泳ぐことが出来ずに運動不足で「肥満」になってしまったり、上手く身動きのとれない環境でストレスを感じてしまう可能性があります。熱帯魚に対してストレスはそのまま生死に関係してきますので注意しましょう。
まとめ
ここまで水槽のサイズは生体のサイズに合わせて余裕のある大きさが良いというお話しさせていただきましたが、初めから大きい水槽で飼育するのではなく小さい水槽から飼育を初めて生体の成長に合わせて水槽を大きくして、最大サイズの調整をして本来の最大サイズよりも少し小さくするといった方法もありますので、ご自身に合った飼育方法で飼育に挑戦してみて下さい!
最後に
私は現在水槽のサイズアップを前々から検討しているのですが、私の場合は熱帯魚のサイズではなく「過密飼育」が原因になりますが設置場所に余裕がないので適っていません(汗
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。
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