今回は、熱帯魚を飼育したいと思い水槽を立ち上げる際に一度は耳にするであろう言葉!
ろ過とバクテリアについて簡単に解説させていただきます。
ろ過って何?

【①汚れた水】
生き物を飼育していると、食べ残しやフンによって水槽内の水が汚れていきます。
【②物理濾過】
ウールマットなど目の細かいマットを使って、物理的に食べ残しやフンを取ります。
【③生物濾過】
ここでバクテリアを繁殖させて、有害な物を分解してもらいます。
【④科学濾過】
活性炭やセラミックによって、黄ばみやニオイを除去してもらいます。
【⑤綺麗な水】
上記の工程をへて水をキレイにしています。
人によっては、科学ろ過がなかったり順番が違うこともあると思います!この順番が、必ずしも正しいということはございません。あくまで目安程度にお考えいただき、自分に合ったやり方でやっていただくのが一番だと思います。
バクテリア?有害物質?

【①熱帯魚がフンをする】
フンや食べ残しからアンモニアが発生します。
※アンモニアは毒性が強いです。
【②バクテリアがアンモニアを分解】
アンモニアが分解されて亜硝酸塩になります。
※アンモニアよりは弱くなりますが、毒性があります。
【③亜硝酸塩が硝酸塩に変化】
亜硝酸塩がバクテリアによって硝酸塩に変化します。
※あまり害はありませんが、放置してしまうと熱帯魚の病気の原因になります。
良く水槽が立ち上がった!とういう状況を耳にすることがあると思いますがこれは、硝酸塩が多く検出されたということだと思います。硝酸塩が検出されるということは、バクテリアが機能しているということになるからです。
簡単に水質の検査をするためのアイテムもありますので、良かったら試してみてください。
まとめ
中々、水槽内が安定せずに苦労することもあると思いますが、諦めずに熱帯魚たちの様子を見ながら水替えをして毒素を薄めたりしながら見守ってあげましょう!
ここまで、簡単ではありますがろ過とバクテリアの働きについてご説明させていただきました。
最後に
その他にも、好気性バクテリアや嫌気性バクテリアがありますが、このお話しまでしてしまうと長くなってしまいますのでまたの機会でお話しします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。
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