今回は、水草の定番ともいえるアヌビアスナナについてお話しさせていただきたいと思います。
アヌビアスナナとは
アヌビアスナナは、アフリカ大陸に生息する水草で比較的、丈夫な種なので初心者向けとして、とても人気の水草です。
【特徴】
一言で説明させていただくなら「丈夫です!」
日陰でも問題ありませんし、二酸化炭素の添加もしなくて大丈夫です。成長も遅いので、トリミングの必要もあまりないので手間もかかりません。
水温は、22~30度と比較的広い範囲で対応できますので熱帯魚を飼育している水槽であれば、問題なく育成することができると思います。
【レイアウト】
アヌビアスナナは、流木や岩に活着する性質をもっているので低床に植えるよりも、何かに活着させて水槽内にレイアウトされることが多いと思います。我が家でも活着させています!
種類が豊富!

①:アヌビアスナナ・バルテリー
②:アヌビアス・ナナ
上の写真は我が家で実際に入れているアヌビアスの写真になります。
この他にの葉色が明るい「アヌビアスナナ・ゴールデン」や小型の「アヌビアスナナ・プチ」などがありますので、ご自身のイメージに合ったものを選びましょう!
活着と株分け

まずは、購入したアヌビアスナナをポットから出してイラストのような状態にします。
ポットのままでは根がつまってしまったり、ロックウールに残留農薬が残っている可能性がありますので取り外すようにしましょう!
無農薬以外のほとんどの水草にいえることなのですが、残留農薬とスネールの混入の可能性がありますので市販されている残留農薬除去剤などを使ってから水槽に入れるようにしましょう。

準備ができましたら、余分な根をカットします。
新しく伸びてきた根が活着しますので、この時ある程度切ってしまいましょう。

この時、同時に株分けをするなら葉の生えている太いところから切ります。株分けの際にはできれば1株に葉が3~5枚残っていて根がしっかりと出ている状態を保てるように分けます。
あまり細かく分けてしまうとそのまま枯れてしまう可能性がありますので注意しましょう。

根が生えている方向に軽く倒しながら、活着させたい物に押し当てその状態で「テグス」や「釣り糸」などを使って固定していきます。

葉に穴があいていたり、切れている場合は他の元気な葉に栄養をあげる為にも、根元近くからカットしてトリミングしてあげましょう。
まとめ
ここまで、丈夫で簡単だということについてお話しさせていただきましたが入れる水槽や水槽の状態によっては、コケ等が発生してしまうことがありますので使わなくなった歯ブラシなどで、定期的なお掃除が必要になる場合もございます。
その他には、コケを食べてくれる生体を導入するのもありだと思います。
最後に
私は、水草用のテグスを買って使っていますがウィローモスとは違って、固定する根の部分がしっかりしているので専用のものでなくても問題はないと思います。
実際に結束バンドを使って固定しているアヌビアスナナも我が家にはあります。ですが、あまりきつく締め過ぎると根が傷ついてしまうので注意しましょう!
ハサミに関しても私は、市販の一般的なハサミと眉毛切り用のハサミを使っていますので専用のトリミングバサミは持っていませんw
アクアリウム用品だと、どうしても高くなってしまいますが、意外と身近にあるものでも問題なく使うことができますので臨機応変にアクアリウムを楽しみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の投稿もよろしくお願いいたします。
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